《獅子図屏風》(右隻)1918(大正7)年 水野美術館蔵(後期展示①)
あなたは、まだ知らない ——。
稀代の天才・下村観山、
150件超の傑作が集結!
《獅子図屏風》(右隻部分)1918(大正7)年
水野美術館蔵(後期展示)
狩野派から琳派、やまと絵、さらには西洋の色彩表現まで。
いわば“千年の美”を吸収し新しい日本画の時代を切り拓いた、
下村観山(1873―1930)の全貌が一堂に。
関東で13年ぶり、決定版の大回顧展。
重要文化財《弱法師》をはじめ、
最新研究から明らかになる“観山芸術の核心”に迫ります。
会期中、一部作品の展示替えを行います。
- 前期
- 3.17(火)− 4.12(日)
- 後期
-
① 4.14(火)− 5.10(日)
② 4.14(火)− 4.26(日)
③ 4.28(火)− 5.10(日)
知られざる観山、
ココに注目!
誰もが圧倒される“超絶筆技”
誰もが圧倒される
“超絶筆技”
東西の伝統的な絵画表現を徹底的に学び、
自由自在に筆を操った観山。
今もなお、その繊細な筆技は他の追随を
許さないほどです。
《唐茄子畑》(左隻部分)1911(明治44)年
東京国立近代美術館蔵(通期展示)
1mm以下の、
“超絶筆技”の世界へ
細部にこだわった観山の筆技を余すことなくご覧いただくため、作品を拡大して鑑賞いただけるビクセンの4倍単眼鏡を会場でお貸出しします。(貸出料金:1台300円 税込)
※公式オンラインチケットまたは東京国立近代美術館券売所で単眼鏡チケットをご購入いただけます。
《ディオゲネス》
1903-05(明治36-38)年頃 大英博物館蔵
© The Trustees of the British
Museum(通期展示)
大英博物館蔵、
英国留学時の作品が
里帰り
新しい日本の絵画には色彩の研究が必要だと考え、日本画家初の文部省留学生としてイギリスへ留学した観山。現地で親交を深めた小説家で東洋美術研究家のアーサー・モリソンに贈った作品(大英博物館蔵)が里帰り!
渋沢栄一からの依頼画も!
実業家らとのネットワーク
渋沢栄一からの
依頼画も!
実業家らとのネットワーク
一万円札で知られる渋沢栄一や高田早苗といった実業家、学者による支援会「観山会」などにより、広い人的ネットワークを持っていた観山。本展では、渋沢栄一が依頼した絵画も展示します。
《楓》1925(大正14)年 南湖神社蔵 画像提供:白河市歴史民俗資料館(前期展示)
《不動尊》1925(大正14)年 大倉集古館蔵(前期展示)
金の魔術師・観山による
「観山ゴールド」
卓越した技術で、作品のさまざまな部分に金を使った観山。
画面のほとんどが金泥で構成された大迫力の作品など、
その金遣いにも注目です。
個人蔵(画像提供:神奈川県立歴史博物館)
下村観山(1873-1930)
下村観山は、紀伊徳川家に代々仕えた能楽師の家に生まれ、橋本雅邦に学んで東京美術学校の第一期生となりました。卒業後は同校で教鞭を執りますが、校長・岡倉天心とともに辞職し、日本美術院の設立に参加します。
狩野派ややまと絵、琳派などの伝統的な筆法に加え、1903年からのイギリス留学と欧州巡遊で西洋の視野を獲得。卓越した技術と深い教養をもとに、横山大観・菱田春草とともに新しい日本絵画の道を切り拓きました。
また、日本の古画・中国絵画の研究や、能を主題とした作品制作、政財界とのネットワークなど、多様な活動が観山芸術を特色づけています。本展では代表作と最新研究を通して、彼の芸術の意義を改めて検証します。
東京国立近代美術館 展示イメージ
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「下村観山展」 広報事務局(ウインダム)
担当:白井、沼澤
TEL:03-5642-3767
FAX:03-3664-3833
e-mail:kanzan@windam.co.jp
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-14-11-2F