ウリケ・シェーデ

ウリケ・シェーデ

Ulrike Schaede

米カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略大学院教授

日本を対象とした企業戦略、組織論、金融市場、企業再編、起業論などを研究領域に、米ハーバード経営大学院、米スタンフォード大学、米カリフォルニア大学バークレー校経営大学院、一橋大学経済研究所、日本銀行、経済産業省、財務省、政策投資銀行等で研究員・客員教授を歴任。9年以上の日本在住経験を持つ。日本の経営、ビジネス、科学技術を社会政策と経営戦略面から研究し、サンディエゴと日本をつなぐ研究所「Japan Forum for Innovation and Technology (JFIT)」のディレクター。著書に『Choose and Focus (選択と集中): Japanese Business Strategies for the 21st Century』(2008年)、『The Business Reinvention of Japan: How to Make Sense of the New Japan and Why it Matters』(2020年) のほか、50 以上の論文を執筆。(写真:村田和聡)

※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビジネスTopics

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日立、トヨタ……「事業フルモデルチェンジ」に必要な5ステップ

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DX(デジタルトランスフォーメーション)とサービス化の進行は、あらゆる企業に戦略やビジネスモデルの再考を促す。日本の大企業が「サービス化」を進めるための変革に必要な「5ステップ」を検証する。

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日本は今、2つのディスラプション(破壊)に直面している。1つは高齢化・縮小社会、もう1つはデジタルトランスフォーメーション(DX)である。この2つが組み合わさることで、危機がチャンスに変わる「ステキなタイミング」が社会に起こるとしたらどうだろう。

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DXとサービス化で日立やトヨタが仕掛ける「KAISHA再興」の姿

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ウリケ・シェーデの「再興 ザ・KAISHA」

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