前編のホテルに続き、後編では旅館の極上朝食をピックアップ。個性にあふれ、宿泊先選びの「決め手」になり得る魅力的な朝食は、また旅に出かけたいという気持ちにさせてくれる(ホテル編「絶品!イタリアン卵かけご飯」はこちら)。
名旅館では朝食を楽しみに目覚める朝がある。料理自慢の宿ならではの和朝食をはじめ、地元食材をふんだんに使ったプリフィックスメニューにシェフ自慢のフレンチトーストのデザートまで。絶品朝食で旅館を選ぶのも新しい旅のスタイルだ。
選んで楽しいプリフィックス和朝食
有馬温泉 欽山(兵庫)

「有馬温泉 欽山」の和室「胡蝶」。夕食・朝食ともこちらで。寝室用として別途ベッドルームがある
いにしえの神々に発見されたという伝説を持ち、日本最古の湯として名高い兵庫県・有馬温泉。この名湯の地で高級料亭旅館「有馬温泉 欽山」は、1929年(昭和4年)の創業以来愛されてきた。
創業当時より料理に重きを置き、厳選されたその日の旬で上質な食材を、ゲストの食事時間に合わせて調理を開始し、出来たての料理を提供する。日本古来の旅館文化を継承するため、一品ずつ温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちに、専属の仲居によって丁寧に運ばれる。もちろん朝食もしかり。部屋食は高級温泉旅館ならではの醍醐味だ。
ミシュランガイドにて兵庫県の旅館で唯一「一つ星」を獲得し、豪華で最高級の快適な旅館を表す「五つ屋根」にも選ばれた。国内外のゲストから高く評価される名旅館だ。

焼き魚も蒸し野菜も温かいままで提供。いろいろと選んで自分だけのオリジナル和朝食にできる
朝食は選べる楽しさが魅力の料亭ならではのプリフィックス和朝食。
焼き魚は塩サケ・ホッケ・タイより選び、テーブルで焼くスタイル。卵料理は出し巻き・ベーコンエッグ・生卵、夏季は温泉玉子、冬季は茶わん蒸しからセレクト。和朝食にベーコンエッグが選べるのもうれしい。
ごはんは白ごはんまたは白粥(かゆ)・芋粥・季節のお粥の4種より。秋は栗粥も好評だ。自家製ごまだれで食す蒸し野菜や自家製おぼろ豆腐の銀餡(あん)添えなど、料亭旅館として名高い宿ならではの丁寧な仕事を施した朝食はまさに絶品。連泊や月に何度か訪れるゲストは洋朝食を選ぶこともある。
部屋朝食の後にもう一度温泉に入ってから宿を後にしたい。

「胡蝶」の浴室。窓を全開にして有馬の自然の外気を吸いながら




















































