「ネクタイ離れ」といわれて久しいですが、新年度を迎えたこの季節は、挨拶回りなどできちんとタイドアップしてスーツを着る機会が増えるはず。中には部署や立場が変わったことで、日々ネクタイの着用がマストになったという人もいるでしょう。
そこで質問です。皆さん、ご自分のネクタイ姿に自信がありますか? いつもノット(結び目)が不格好になってしまう人、あるいは、無難だからと、ネイビーの無地タイばかり選んでいる人、案外多いような気がします。
今回は、気鋭のスタイリスト四方章敬(しかたあきひろ)さんに、ネクタイの美しい結び方、そして周囲に差をつけるちょっとしたテクニックを聞きました。
さらに最近のネクタイのトレンドを知りたい方のために、人気セレクトショップ4店に今季おすすめのネクタイをヒアリング。心機一転の春、胸元のオシャレを改めて究めたい人に向けた構成となっています。
記事の最後には、四方さんがボウタイの結び方を解説した動画も掲載しています。こちらも併せてご覧ください。
基本のプレーンノットを究める
ネクタイの結び方の基本はプレーンノットです。ほかにウィンザーノットやセミウィンザーノットなどもありますが、四方さんはプレーンノットだけ覚えれば十分と言います。そもそも現在主流のタイは、プレーンノットで結んで一番美しく決まるように、芯地や生地、シェイプなどを調整して作られているそうです。
「プレーンノットなんて目をつぶっていても締められるという人も多いでしょう。でも、それがきれいに結べている人は意外と少ないものです。結び方自体は正しいのに、ちょっとしたポイントを押さえていないため、ノットが大きすぎたり、ディンプル(ノット下のくぼみ)がきれいに入っていなかったりするんです。ネクタイ姿を美しく見せたいのなら、プレーンノットを徹底的に究めることをおすすめします」
ここからは、四方さんが美しくプレーンノットを結ぶための手順を解説。これを参考に、まずはいま一度ご自分のタイの結び方を見直してみてください。
四方流プレーンノットの結び方
一口にプレーンノットと言っても、人によって結び方の手順は微妙に異なるものです。ここでは四方さんがアシスタント時代に師匠から伝授されたという結び方を紹介します。この結び方は、スタイリストの多くが実践しているものなんだとか。いわばプロの結び方。じっくり読んで、ご自分のものにしてください。
STEP 1

大剣を、小剣の右から巻きつけて下に通し、左手側に持っていきます。
STEP 2

大剣を小剣に1周させます。このとき輪の中に人さし指と中指の2本を残したままにし、スペースを作っておきます。




















































