フィギュアスケート 世界選手権
女子 フリー 速報 = 2021年 3月27日 ストックホルム
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ロシア勢表彰台独占 坂本6位、紀平まさかの7位
来年の北京冬季五輪の出場枠獲得を懸けたフィギュアスケートの世界選手権の女子フリーは27日、ストックホルムで行われ、SP1位のアンナ・シェルバコワがフリー152.17点、合計233.17点で優勝し、ロシア勢が表彰台を独占した。2位のトゥクタミシェワは、世界女王となった15年以来のメダル。トルソワは、フリーで4回転ジャンプ5本に挑み、SP12位から驚異的な巻き返しで3位に入った。逆転Vを狙った紀平梨花(トヨタ自動車)はミスが響いて7位だった。坂本花織(シスメックス)は6位、宮原知子(関大)は19位だった。
女子の最終結果
| 順位 | 選手名 | 総合得点(SP・フリーの順位) |
|---|---|---|
| 1 | アンナ・シェルバコワ(FSR) | 233.17(1位・2位) |
| 2 | エリザベータ・トゥクタミシェワ(FSR) | 220.46(3位・3位) |
| 3 | アレクサンドラ・トルソワ(FSR) | 217.20(12位・1位) |
| 4 | カレン・チェン(米国) | 208.63(4位・6位) |
| 5 | レオナ・ヘンドリックス(ベルギー) | 208.44(10位・4位) |
| 6 | 坂本花織(シスメックス) | 207.80(6位・5位) |
| 7 | 紀平梨花(トヨタ自動車) | 205.70(2位・9位) |
| 8 | オルガ・ミクティナ(オーストリア) | 198.77(11位・7位) |
| 9 | ブレイディ・テネル(米国) | 197.81(7位・8位) |
| 10 | イ・ヘイン(韓国) | 193.44(8位・11位) |
| 11 | キム・イェリム(韓国) | 191.78(5位・13位) |
| 12 | エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) | 189.46(13位・10位) |
| 13 | マデリン・シーザス(カナダ) | 185.78(9位・14位) |
| 14 | エヴァロッタ・キーバス(エストニア) | 181.47(19位・12位) |
| 15 | ジョセフィン・タイエガード(スウェーデン) | 178.10(15位・16位) |
| 16 | リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ) | 174.50(24位・15位) |
| 17 | アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) | 173.52(17位・18位) |
| 18 | ニコル・ショット(ドイツ) | 172.80(20位・17位) |
| 19 | 宮原知子(関大) | 172.30(16位・19位) |
| 20 | アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア) | 169.01(18位・20位) |
| 21 | ホンイー・チェン(中国) | 162.79(22位・21位) |
| 22 | エリスカ・ブレジノワ(チェコ) | 155.14(21位・22位) |
| 23 | ナターシャ・マッケイ(イングランド) | 153.46(23位・23位) |
| 24 | イェニー・サリネン(フィンランド) | 146.54(14位・24位) |
第24滑走 アンナ・シェルバコワ(FSR)
16歳。19年GPファイナル準優勝、ロシア選手権は3連覇中。高難度の4回転ルッツ、4回転フリップを飛ぶ。SPでは、上位3人で唯一トリプルアクセルなしの構成ながら、完成度の高い演技で高得点を出した。
SP1位=81.00
曲は「The Home of Dark Butterflies」より
予定では2本の4回転ジャンプを予定していたが1本に。冒頭は4回転フリップに挑んだが転倒。新ルール基準の回転不足もついた。続く3回転の連続ジャンプは両手を挙げてのフリップからトーループを成功。後半は連続ジャンプを2本組み込み、難易度も上げてきた。曲のクライマックスの盛り上がりに合わせて、最後まで長い手足を生かした演技で丁寧に滑りきった。
得点:152.17(技術点80.32、演技構成点72.85、減点-1.00)
総合得点:233.17
得点を聞いて笑顔。初優勝を決めた。
第23滑走 紀平梨花(トヨタ自動車)
18歳。SPでは二つのジャンプが新ルールに伴う回転不足と見なされ、点数を伸ばしきれなかった。昨年12月の全日本選手権ではフリーで4回転サルコウを成功。武器のトリプルアクセルとともに、2回目の世界選手権で初優勝を狙う。
SP2位=79.08
曲はドラマ「コウノドリ」より「Baby, God Bless You」
2人のコーチと手を握り合ってリンクイン。緊張した面持ちでスタートポジション。冒頭は4回転サルコウを予定していたが変更、最初のジャンプはダブルアクセル。直後のトリプルアクセルは転倒し、2回転判定。叙情的なピアノの旋律に合わせた、しなやかな動きで後半へ。連続ジャンプ2本は決めたが、最後のジャンプも着地でミスが出た。紀平らしいキレが足りず、会心の演技とはならなかった。
得点:126.62(技術点58.59、演技構成点69.03)
総合得点:205.70
この時点で6位。表彰台ならず。
第22滑走 エリザベータ・トゥクタミシェワ(FSR)
24歳。2015年の世界女王が、6年ぶりに帰ってきた。親日家としても有名で、今シーズンは、背中に漢字で「愛」の文字が入った衣装も話題に。SPでは、代名詞のトリプルアクセルを決め、シェルバコワ、紀平に続いて3位。
SP3位=78.86
曲は「Chronicles of a Mischievous Bird」
和風の曲調で、黒い衣装の背中には漢字で「愛」の文字がデザイン。冒頭のトリプルアクセルからの連続ジャンプは間にターンが入ってしまった。続く単独のトリプルアクセルはクリーンに成功。途中、ジャンプで詰まる場面や転倒もあったが、終盤まで勢いを落とさず、貫禄ある演技を見せた。
得点:141.60(技術点73.52、演技構成点69.08、減点-1.00)
総合得点:220.46
この時点でトップ!6年ぶりにメダル確定!キスアンドクライで涙ぐんだ。
第21滑走 カレン・チェン(米国)
17年世界選手権4位。SPではノーミスで力強い演技を見せた。
SP4位=74.40
曲は「Butterfly Lovers Concerto」
最後まで音楽にしっかりと動きを合わせた演技。後半に入れた2つの連続ジャンプも決めた。
得点:134.23(技術点66.34、演技構成点67.89)
総合得点:208.63
暫定2位
第20滑走 キム・イェリム(韓国)
18歳。今年の韓国選手権優勝。SPでは、両手を挙げての連続ジャンプも華麗に決めた。
SP5位=73.63
曲は「ある愛の詩」より
ジャンプミスが響いた。
得点:118.15(技術点55.24、演技構成点64.91、減点-2.00)
総合得点:191.78
第19滑走 坂本花織(シスメックス)
20歳。「思ったよりも点が低かった」というSPだが、今季はダイナミックな演技が復活。初出場した19年世界選手権の5位を上回り、表彰台を狙う。
SP6位=70.38
曲は「マトリックス」より
リンクインの表情はやや緊張気味。冒頭は余裕のあるダブルアクセル。3回転の連続ジャンプは間にターンが入ってしまったが、着氷。続く3回転ルッツはSPに続きエッジエラーを取られた。中盤は3連続、2連続ジャンプも決めた。終盤、ドラマチックな曲調になり始めると、表情に余裕が出てきた。スピードに乗り、最後のジャンプも決めた。
得点:137.42(技術点69.72、演技構成点67.70)
総合得点:207.80
現時点で暫定3位
1位 アレクサンドラ・トルソワ(FSR)
2位 レオナ・ヘンドリックス(ベルギー)
3位 オルガ・ミクティナ(オーストリア)
第18滑走 ブレイディ・テネル(米国)
今季は3年ぶりに全米女王に返り咲いた23歳。
SP7位=69.87
曲は「Sarajevo」「Dawn of Faith」
得点:127.94(技術点60.52、演技構成点67.42)
総合得点:197.81
第17滑走 イ・ヘイン(韓国)
SP8位=68.94
曲は「ブラック・スワン」より
得点:124.50(技術点62.07、演技構成点63.43、減点-1.00)
総合得点:193.44
第16滑走 マデリン・シーザス(カナダ)
SP9位=68.77
曲は「シェルブールの雨傘」より「I Will Wait For You」
得点:117.01(技術点56.90、演技構成点60.11)
総合得点:185.78
第15滑走 レオナ・ヘンドリックス(ベルギー)
SP10位=67.28
曲は「Fever」
得点:141.16(技術点74.53、演技構成点66.63)
総合得点:208.44
第14滑走 オルガ・ミクティナ(オーストリア)
SP11位=67.18
曲は「Primavera」「Experience」
得点:131.59(技術点70.34、演技構成点61.25)
総合得点:198.77
第13滑走 アレクサンドラ・トルソワ(FSR)
16歳ながら、すでに4回転ジャンプ4種類を飛ぶ。今シーズン、プルシェンコ氏のアカデミーに移籍し話題に。今大会は、優勝候補の1人として臨んだが、SPでは連続ジャンプでのミスが響き、出遅れた。フリーでは、4回転ジャンプを驚異の5本予定。
SP12位=64.82
曲は「ロミオとジュリエット」より
冒頭、高さのある4回転フリップを両手を挙げて成功。続く4回転サルコウは着地失敗。両手を挙げての4回転ルッツ、3回転トーループの連続ジャンプは鮮やかに決め、3点以上の加点がついた。得点が1.1倍となる後半では、4回転ルッツを転倒。連続ジャンプに組み込んだ4回転トーループは着地をこらえたものの回転不足判定となったものの、予定通り、計5本の4回転ジャンプに挑み、会場の度肝を抜いた。
得点:152.38(技術点88.04、演技構成点66.34、減点-2.00)
総合得点:217.20
驚きのプログラム構成で暫定1位に
1位 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン)
2位 エヴァロッタ・キーバス(エストニア)
3位 ジョセフィン・タイエガード(スウェーデン)
第12滑走 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン)
SP13位=64.11
曲は「ゴッドファーザー」より
得点:125.35(技術点68.70、演技構成点56.65)
総合得点:189.46
第11滑走 イェニー・サリネン(フィンランド)
SP14位=63.54
曲は「Oriental Selection」
得点:83.00(技術点36.70、演技構成点52.30、減点-6.00)
総合得点:146.54
第10滑走 ジョセフィン・タイエガード(スウェーデン)
SP15位=61.58
曲は「ジョーカー」より
得点:116.52(技術点57.85、演技構成点58.67)
総合得点:178.10
第9滑走 宮原知子(関大)
26日に23歳の誕生日を迎えた。「緊張した」というSPでは転倒するなどミスが響き、出遅れた。過去に、世界選手権で銀1回、銅1回の実力を持つだけに、フリーで巻き返したい。
SP16位=59.99
曲は「トスカ」
コーチに気合いを入れてもらい、引き締まった表情でリンクイン。深紅の衣装で大人の雰囲気を演出。冒頭、3回転の連続ジャンプは2本目を転倒。途中のジャンプでは、3回転予定が2回転になってしまったり、着地ミスも出たりした。スピン、ステップで見せ場を作ったが、演技に硬さが残り、良い流れを引き戻せなかった。
得点:112.31(技術点51.04、演技構成点63.27、減点-2.00)
総合得点:172.30
現時点で暫定5位
第8滑走 アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア)
SP17位=59.97
曲は「月光」
得点:113.55(技術点61.59、演技構成点51.96)
総合得点:173.52
第7滑走 アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア)
SP18位=59.89
曲は「Non, je ne regrette rien」「The 9th Hour」
得点:109.12(技術点55.07、演技構成点55.05、減点-1.00)
総合得点:169.01
1位 エヴァロッタ・キーバス(エストニア)
2位 リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ)
3位 ニコル・ショット(ドイツ)
第6滑走 エヴァロッタ・キーバス(エストニア)
SP19位=59.65
曲は「ピアノ協奏曲第2番」 (ラフマニノフ)
得点:121.82(技術点65.65、演技構成点56.17)
総合得点:181.47
第5滑走 ニコル・ショット(ドイツ)
SP20位=59.09
曲は「四季」より「冬」
得点:113.71(技術点57.70、演技構成点56.01)
総合得点:172.80
第4滑走 エリスカ・ブレジノワ(チェコ)
SP21位=58.81
曲は「ラ・ラ・ランド」より
得点:96.33(技術点47.19、演技構成点51.14、減点-1.00)
総合得点:155.14
第3滑走 ホンイー・チェン(中国)
SP22位=58.81
曲は「I Have the Strength to Fly」
得点:103.98(技術点52.47、演技構成点52.51、減点-1.00)
総合得点:162.79
第2滑走 ナターシャ・マッケイ(イングランド)
SP23位=58.15
曲は「Five Years」「Best Friend」「The Investigator」
得点:95.31(技術点43.69、演技構成点51.62)
総合得点:153.46
第1滑走 リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ)
SP24位=57.72
曲は「Tanguera」「Come What May」
得点:116.78(技術点64.74、演技構成点52.04)
総合得点:174.50
第1グループ
第1滑走 リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ)
第2滑走 ナターシャ・マッケイ(イングランド)
第3滑走 ホンイー・チェン(中国)
第4滑走 エリスカ・ブレジノワ(チェコ)
第5滑走 ニコル・ショット(ドイツ)
第6滑走 エヴァロッタ・キーバス(エストニア)
第2グループ(午前3時ごろ~)
第7滑走 アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア)
第8滑走 アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア)
第9滑走 宮原知子(関大)
第10滑走 ジョセフィン・タイエガード(スウェーデン)
第11滑走 イェニー・サリネン(フィンランド)
第12滑走 エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン)
第3グループ(午前4時すぎ~)
第13滑走 アレクサンドラ・トルソワ(FSR)
第14滑走 オルガ・ミクティナ(オーストリア)
第15滑走 レオナ・ヘンドリックス(ベルギー)
第16滑走 マデリン・シーザス(カナダ)
第17滑走 イ・ヘイン(韓国)
第18滑走 ブレイディ・テネル(米国)
第4グループ(午前5時すぎ~)
第19滑走 坂本花織(シスメックス)
第20滑走 キム・イェリム(韓国)
第21滑走 カレン・チェン(米国)
第22滑走 エリザベータ・トゥクタミシェワ(FSR)
第23滑走 紀平梨花(トヨタ自動車)
第24滑走 アンナ・シェルバコワ(FSR)
女子フリーに進出が決まった24選手のSP順位と得点
| SP順位 | 選手名 | SP得点(技術点、演技構成点、減点) |
|---|---|---|
| 1 | アンナ・シェルバコワ(FSR) | 81.00(43.86、37.14) |
| 2 | 紀平梨花(トヨタ自動車) | 79.08(43.68、35.40) |
| 3 | エリザベータ・トゥクタミシェワ(FSR) | 78.86(44.39、34.47) |
| 4 | カレン・チェン(米国) | 74.40(40.88、33.52) |
| 5 | キム・イェリム(韓国) | 73.63(40.07、33.56) |
| 6 | 坂本花織(シスメックス) | 70.38(36.14、34.24) |
| 7 | ブレイディ・テネル(米国) | 69.87(35.70、34.17) |
| 8 | イ・ヘイン(韓国) | 68.94(37.29、31.65) |
| 9 | マデリン・シーザス(カナダ) | 68.77(38.48、30.29) |
| 10 | レオナ・ヘンドリックス(ベルギー) | 67.28(36.62、31.66、ー1.00) |
| 11 | オルガ・ミクティナ(オーストリア) | 67.18(38.58、28.60) |
| 12 | アレクサンドラ・トルソワ(FSR) | 64.82(30.34、34.48) |
| 13 | エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) | 64.11(35.78、28.33) |
| 14 | イェニー・サリネン(フィンランド) | 63.54(34.52、29.02) |
| 15 | ジョセフィン・タイエガード(スウェーデン) | 61.58(32.98、28.60) |
| 16 | 宮原知子(関大) | 59.99(27.34、37.65、ー1.00) |
| 17 | アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) | 59.97(34.05、34.05) |
| 18 | アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア) | 59.89(32.36、27.53) |
| 19 | エヴァロッタ・キーバス(エストニア) | 59.65(31.26、28.39) |
| 20 | ニコル・ショット(ドイツ) | 59.09(29.34、29.75) |
| 21 | ホンイー・チェン(中国) | 58.81(30.66、28.15) |
| 22 | エリスカ・ブレジノワ(チェコ) | 58.81(32.84、25.97) |
| 23 | ナターシャ・マッケイ(イングランド) | 58.15(30.58、27.57) |
| 24 | リンゼイ・ファン・ズンデルト(オランダ) | 57.72(32.22、25.50) |