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倉沢記者と貝塚カメラマンがほれた「表現者・羽生結弦」の姿とは
フィギュアスケート男子でオリンピック2連覇を果たした羽生結弦さん(27)が7月にプロ転向した。毎日新聞社は20日、オンラインイベント「取材記者が語る『表現者・羽生結弦とフィギュアスケートの未来』」を開いた。
羽生さんを取材してきた運動部の芳賀竜也デスクと北海道報道部写真グループの貝塚太一カメラマンに記者を加えた3人が90分間、羽生さんを語り尽くした。
イベントリポートとしてはイレギュラーかもしれないが、登壇者の一人として、記者自身が当日の記録を書き残しておきたい。【倉沢仁志】
「この背中にすべてがあるから何とかして」
当日は、東京都港区の毎日新聞麻布赤坂販売所のイベントスペースからお届けした。3人の間はそれぞれ、新型コロナウイルス感染対策として高いアクリル板で仕切られている。アクリル板を挟んでもお互いに熱を感じるくらい写真へ、そして羽生さんへの思いがにじみ出ていた。
イベント開始直後こそ、それぞれに緊張感があったが、特に貝塚カメラマンの口調は次第に熱量を増していった。
冒頭で、羽生さんが挑戦し続けているクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)について2種類の連続写真を紹介した。公の場で初めて見せた2019年グランプリ(GP)ファイナル(イタリア・トリノ)、そして多くの感動を残した北京冬季五輪。私と貝塚カメラマンがコンビを組んで以降、ともに追ってきた羽生さんの姿は、4回転半の成功を追い求める道のりにそのまま重なっている。
特に貝塚カメラマンが力を込めたのが北京五輪の場面だった。「歴史を残さないといけない」と意気込んだ貝塚カメラマンは、北京五輪のフリーの前日から寝付けず、未明には会場に到着していたという。
毎日新聞が掲載した連続写真では、羽生さんが転倒後に再び立ち上がり、両手を広げて着氷姿勢を表した部分も入っている。貝塚カメラマンは、当該部分を追加で送信したことを明らかにした上で、当時の思いをこう語った。
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