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沖縄復帰50年

2022年5月15日、沖縄は本土に復帰して50年を迎えました。何が変わり、何が変わっていないのか。沖縄の歩みと「今」を伝えます。

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喜劇で問う、差別 「人類館事件」題材、人の内面とは

「喜劇 人類館」の上演に向けて稽古(けいこ)する出演者。「調教師ふうな男」(中央)が「陳列された男と女」をさげすむ場面=那覇市で2022年10月11日、比嘉洋撮影
「喜劇 人類館」の上演に向けて稽古(けいこ)する出演者。「調教師ふうな男」(中央)が「陳列された男と女」をさげすむ場面=那覇市で2022年10月11日、比嘉洋撮影

 沖縄の人が見せ物として大阪の博覧会で陳列された1903(明治36)年の「人類館事件」を題材にした戯曲が3~6日、那覇市で演じられる。戯曲は2021年2月にも上演されたが、当時は新型コロナウイルス禍の中、オンライン配信のみで、今回は8年ぶりに観客の前で披露される。劇中にはこんなセリフがある。「彼らはなにゆえに差別されるのでありましょうか」。戯曲は人の内面に潜む差別的なまなざしを問う。

 登場人物は「調教師ふうな男」「陳列された男」「陳列された女」の3人のみ。劇は「黒人、ユダヤ人、朝鮮人、琉球人、アイヌ、インディアン、エトセトラ」を取りそろえた人類館で、ムチを手にした調教師ふうな男が、観客に語りかける場面から始まる。

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