特集

沖縄復帰50年

2022年5月15日、沖縄は本土に復帰して50年を迎えました。何が変わり、何が変わっていないのか。沖縄の歩みと「今」を伝えます。

特集一覧

発言

「復帰50年」沖縄の歴史映す鏡=新城和博 ライター・編集者

 太平洋戦争後、米軍統治下を経て、沖縄が日本に「復帰」したのが1972年5月15日。それから50年という節目を迎えた沖縄が、どのような歴史を歩んできたのか。地元マスメディアは復帰50年の総点検といった様相で「復帰」を起点として、それ以前の米軍統治下の27年間、いわゆる「アメリカ世」と、再び沖縄県となった復帰後50年間を俯瞰(ふかん)する企画が続いた。また、沖縄県立博物館・美術館では7~9月に「沖縄、復帰後。展」が開かれ、政治、経済、芸能などさまざまな視点で沖縄の生活史が展示されていた。

 ぼくが一番印象的だったのは、高校生など若い世代で「沖縄復帰の日」を知らない層が大多数いたということである。沖縄歴史教育研究会が高校生を対象としたアンケートの結果によると、正答率は22%であった。もはや「復帰」を体験していない世代が沖縄でも半数を占めるのだ。

この記事は有料記事です。

残り914文字(全文1288文字)

【時系列で見る】

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月