「人生会議」という言葉をご存じだろうか。終末期にどんな医療やケアを受けるか、事前に家族や医師らと繰り返し話し合う取り組みのことだ。山梨市が広報紙で特集を組み、2022年度の山梨県広報コンクールで最優秀賞に選ばれた。山梨市に住む「嫁と姑」の関係にある家族の暮らしを紹介し、担当医から人生会議の意義や注意点を聞いた。【照山哲史】
元中学教諭の女性(94)は今、同じ敷地内の「母屋」に住む嫁(59)から食事の世話を受けながら暮らしている。これまで、病気らしい病気にかかったことがなかったが、89歳になった17年暮れに外出が極端に減った。民謡、ピアノ、編み物など多くの趣味があり、仲間との交流も多かっただけに、大きな「変化」だった。
この記事は有料記事です。
残り1504文字(全文1817文字)