ベルリンの教室は600以上 ドイツで障害者スポーツが広まる理由
毎日新聞
2024/10/10 11:00(最終更新 10/10 11:11)
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私(記者、39歳)のベルリン赴任に同行してくれた夫の諏訪正晃(39)は8月、ベルリン郊外でパラカヌーを体験した。車いすユーザーの夫は10年来のパラカヌー経験者で、世界選手権にも4回出場したことがある。
この日、指導してくれた独代表チームのヘッドコーチ、アンドレ・ブレンデルさんに聞いてみたいことがあった。「ドイツでは、障害者が気軽にスポーツをする環境がありますか」
ベルリン支局・五十嵐朋子記者が障害者の夫との暮らしや出産を通じ、日本との違いについて考えます。
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日本では東京パラリンピック開催の効果で、障害者スポーツというと、世界の頂点を目指す「ハイレベルなもの」というイメージが広がった。一方で、障害者が趣味として、気軽にスポーツをする環境は整っているとは言いがたい。
障害者スポーツというと、自治体などが整備し、バリアフリー設備のある「障害者スポーツセンター」が思い浮かぶ。だが、その数は少ない。私たちが住んでいた東京都には2カ所あったが、家から遠く、夫は利用していなかった。
ブレンデルさんは私の問いに対し、「もちろん」と答えた。
ドイツでは、インターネットで検索するだけで、多様な情報が手に…
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