書店もスーパーも撤退 復活望む声に、町が目を付けた「ローソン」

ローソン立山町役場店の店内に並んだ書架=富山県立山町で、浜名晋一撮影
ローソン立山町役場店の店内に並んだ書架=富山県立山町で、浜名晋一撮影

 「デパートや本屋などができればよいと思います」。2015年に富山県立山町から書店が無くなった直後、町長宛てに10歳の女児から投書が届いた。同様の声は子どもだけではなく、さまざまな年齢層の町民から寄せられたという。町はこれを受け、コンビニチェーン「ローソン」を誘致。24年4月、「LAWSONマチの本屋さん」を併設したローソン立山町役場店がオープンした。

 郊外型の大型書店の出店や、インターネット通販での書籍購入の一般化を背景に「街の本屋さん」が全国で次々と姿を消している。同町も例外ではなく、最盛期には中心部の町役場付近だけでも3軒の書店があったが、時代の流れにはあらがえなかった。

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