刻まれた「遠慮はいらない、逃げろ」 震災伝承の木碑を建て替え
毎日新聞
2025/3/10 14:26(最終更新 3/10 14:33)
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2011年3月の東日本大震災で被災した岩手県大槌町の古学校(ふるがっこう)地区で10日、震災伝承の木碑が建て替えられた。12年前に町内の高校生が年月の経過で傷んだ木碑を更新することで震災を思い起こそうと発案し、4年ごとに碑文も変えている。今回は率先避難と訓練の大切さを訴える文言が記された。震災から14年の11日には碑前で追悼式が営まれる。
建て替えられた碑は土台を含めた高さが約3メートルの木柱。両脇に「『逃げろ』まずは自分だ遠慮はいらない」「日頃(ごろ)の素振り(訓練)が大切な笑顔につながる」と黒字で刻まれ、建て替え前と同じ津波到達地点付近に据えられた。文言の発案者の一人で県立大槌高校2年の土沢未来さん(17)は「木碑を見た人に震災を思い出し、津波発生時はすぐ逃げる意識を持ってもらえたら」と話す。
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