始まりは「町唯一の書店閉店」 緑が覆うセレクトショップと本屋さん
毎日新聞
2025/5/4 14:00(最終更新 5/4 17:36)
有料記事
1510文字
海と山が近く、歴史的な町並みが残る神奈川県大磯町。緑に覆われた小さな店が、ひっそりとたたずむ。中に入ると、味わいのある焼き物やガラスの食器が置かれ、両脇に控えめに本棚が並ぶ。食や文化、地元にゆかりのある本が多い。
つきやまBOOKSは、元々は毎月第3日曜に大磯港で開かれる「大磯市」に出店するクラフト作家のセレクトショップだった。7年前に町唯一の書店がなくなり「それなら、うちでやろう」と2021年に本を置き始めた。
当初は新刊本を仕入れていたが、それだけでは経営が難しい。そこで「個人でできる小さな本屋さん」をコンセプトに、オーナー制の「貸し棚」も始めた。そのうち「薦めたいけれど、絶版になったから売りたくはない本がある」とオーナーから相談され、本を貸し出す図書館コーナーを併設した。
この記事は有料記事です。
残り1166文字(全文1510文字)