採る→食べる→整える 尾道の法人、メンマで「地域の未来守る」

尾道で切り出した幼竹を原料に開発された調味料とメンマ=福山市で、高田房二郎撮影
尾道で切り出した幼竹を原料に開発された調味料とメンマ=福山市で、高田房二郎撮影

 土砂災害の原因となる恐れがある放置竹林の整備を進めようと、広島県尾道市の一般社団法人「クルクルオノミチ」が、市内の放置竹林で採った幼竹を活用した食品を開発した。代表理事の藤本浩平さん(41)は「販売収益をもとにさらに整備を進め、地域の未来を守りたい」と話している。【高田房二郎】

 藤本さんは同市の向島出身。東京の大学を卒業後、情報通信会社を経てアフリカのモザンビークで日本食店やコンサルティング事業などを手がけた。第2子誕生を機に5年前、郷里へ戻ると実家周辺は高齢化が進み田畑は荒れ、手入れされなくなった竹林は広がり、イノシシなどが出没するようになっていた。

 福山市の医療関連会社に勤めながら、地域の課題解決に役立ちたいと対策を思案。2023年に尾道であったビジネスコンテストに応募し、商品化しながら放棄された竹林の整備を図る企画を提案し、「次世代リーダー賞」を受けた。

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