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町へ出よう 書を探そう

本離れやネット購入の普及など逆風の中でも、個性的な取り組みで注目される書店が各地にあります。そんな本屋さんを訪ね歩いてみました。

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並ぶ本は百鬼夜行のにぎやかさ 寺で開く週1の「夜行書店」 盛岡

専立寺の本堂内に並ぶ書籍と日野岳史乗住職=盛岡市で5月16日午後8時6分、高橋昌紀撮影
専立寺の本堂内に並ぶ書籍と日野岳史乗住職=盛岡市で5月16日午後8時6分、高橋昌紀撮影

 夕闇の迫った本堂に上がると、内陣は金色の光に満たされていた。ご本尊の阿弥陀(あみだ)如来と対面し、思わず手を合わせる。両脇には、親鸞、聖徳太子、蓮如らの掛け軸がかけられている。

 盛岡市の騎雲山専立寺は城跡の北に位置する寺町通りに面し、鎌倉期の1250年開山とされる。その古刹(こさつ)が毎週金曜日の夜になると、別の顔を見せる。

 阿弥陀様に見守られた2階まで吹き抜けの本堂右半分に、折り畳み式の机がずらり。平置きされた約200冊の新刊本は、小説、スポーツ、風俗ものとジャンルを問わない。その名も「夜行書店」。まるで百鬼夜行のにぎやかさだ。

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