保護者から学校に寄せられるさまざまな相談について、学校以外で対応する動きが各地の教育委員会で広がっている。過剰な苦情や不当な要求が教員の負担を生み、児童生徒と向き合う時間の確保が難しくなったり、精神疾患や休職につながったりするケースを防ぐためだ。効果と課題を探った。
「下校時間を教えてください」
「友人ともめたと子どもが言っていますが、詳しく状況を教えてもらえますか」
神奈川県内のビルの一室。パソコンが並ぶコールセンターには、静岡県裾野市の市立小中学校への電話が1日80件ほど入る。内容は時間割や持ち物の確認から保護者の相談、学校への要望などと幅広い。
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