池辺和弘(いけべ・かずひろ)さん
大分県上津江村(現日田市)で育ちました。父親は林業に従事し、風呂は庭先の小屋の五右衛門風呂でした。山あいの小さな小学校でのんびり過ごしていました。
算数が得意で、小学1年時の担任は父親に「この子を高校に行かせないとだめよ」と何度も訴えていました。中卒で就職する子も多い時代です。おまけに最も近い日田市内の高校でも片道30キロ以上ありました。
我が家は畑があり食べ物には困りませんでしたが、現金収入は多くありませんでした。中学2年の夏、父親が造船所に職を得て大分市に引っ越しました。自分のためだと理解しましたね。
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