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防衛強化 南西シフトの現場

軍事力を拡大する中国などを念頭に、政府は防衛力強化を急ぐ。防衛体制の「南西シフト」が進む九州・沖縄の現場で何が起きているのか、探った。

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「反撃能力」ミサイル配備中止求め集会 熊本の商店街に1200人

陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイル配備の中止を求め、主催者発表で約1200人が参加した集会=熊本市東区の健軍商店街で2025年11月9日午前11時45分、野呂賢治撮影
陸上自衛隊健軍駐屯地への長射程ミサイル配備の中止を求め、主催者発表で約1200人が参加した集会=熊本市東区の健軍商店街で2025年11月9日午前11時45分、野呂賢治撮影

 有事の際の「反撃能力」(敵基地攻撃能力)となる長射程ミサイルを熊本市東区の陸上自衛隊健軍駐屯地に最初に配備する計画を巡り、配備の中止を求める集会が9日、駐屯地近くの健軍商店街であった。主催者発表で約1200人が参加し、8月に防衛省が健軍駐屯地への配備を発表した後、最大規模の反対集会となった。アーケード商店街を埋めた参加者は、市街地にある駐屯地に、敵の攻撃対象となるミサイルを配備することへの不安や憤りを口々に訴えた。

 防衛省は地上発射型の国産ミサイル「12式地対艦誘導弾」を改良した「能力向上型」を2025年度末に健軍駐屯地に配備する。駐屯地の周辺には病院や学校、住宅などが密集し、住民の不安も強い。これに対し、防衛省はミサイルの運用方法について「状況に応じて、配備先から必要な場所に移動して任務にあたる。配備をもって、その場所で運用することにはならない」としている。

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