転勤のたび変わったクリニック 仕事か不妊治療か 悩んだ末の決断
毎日新聞
2025/11/14 06:00(最終更新 12/1 19:51)
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下腹部に広がる痛みに脂汗が流れる。「本当なら一度で済むことを、なんでまた……」。子宮口から薬剤を入れて、卵管の通りを調べる検査にため息が漏れた。夫や自身の職場が変わる度に治療は振り出しだ。
職場に明かさないまま臨む人も多い不妊治療。タイムリミットもある治療に「転勤族」が取り組む時、どんな困難が待ち受けるのか。
まだ見ぬ我が子に出会うため不妊治療を続けるのか、それとも転勤辞令を受け入れて仕事を続けるのか――。これは究極の選択を迫られた女性の話だ。
治療が進む前に夫の転勤
横浜市に住むマユミさん(50)=仮名。大学卒業後、…
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