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Re:転勤

転勤制度が曲がり角を迎えています。企業活動と社員のワーク・ライフ・バランスの両立は可能でしょうか。

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Re:転勤

7年目の転勤、広がった視野 三菱UFJ行員 生活に応じて選択も可

打ち合わせをする三菱UFJ銀行の弘中美帆さん(中央)=大阪市中央区で2025年10月7日、小関勉撮影
打ち合わせをする三菱UFJ銀行の弘中美帆さん(中央)=大阪市中央区で2025年10月7日、小関勉撮影

 「どの土地で働くかではなく、やりたい仕事ができるかを考えて決断した」。国内外に500以上の拠点を持つ三菱UFJ銀行で働く弘中美帆さん(34)は入行7年目の2020年夏、社内公募制度を使って大阪市内の支店から東京本部へ異動した。

 強い決意のもとに臨んだ転勤。新しい土地で、まったく違う業務を経験したことが弘中さんを育み、視野を広げてくれたと実感している。

転勤のない一般職で採用

 山口県出身で、関西地方の大学を卒業後、14年に入行した。「人と接する仕事がしたい」と窓口業務を志望し、一般職にあたる「ビジネス・スペシャリスト職」で採用された。

 転勤がない区分だったため、大阪市内の支店で3年間勤務した後も、市内の別の店舗に異動。計約6年間、名義変更などの事務手続きや資産運用の相談などの窓口業務に当たり、顧客と直接向き合う仕事にやりがいを感じていた。

社内公募で東京へ

 一方で、顧客との距離が近いからこそ「こんなに書類を書かなきゃいけないの?」と手続きの煩雑さを訴える声も聞いた。…

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