「傍観者のような判決」 同性カップル落胆 東京高裁の合憲判断
毎日新聞
2025/11/28 21:14(最終更新 11/28 22:48)
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同性婚訴訟の控訴審で初めて「合憲」判断を示した28日の東京高裁判決は、国会の立法裁量を重視し、現行制度を合理的とする国の主張を追認した。
国会が同性婚の法制化に動くことは見込めないとして、原告の同性カップルたちは司法による救済を求めてきた。しかし、問題から目を背けたような判断に落胆が広がった。
原告の河智志乃さん(53)と鳩貝啓美さん(60)のカップルは、東京高裁の法廷で東亜由美裁判長が読み上げる「合憲」の理由を聴いた。傍観者のような判決だ――。国会の裁量や司法の限界を強調する内容に怒りを感じずにはいられなかった。
河智さんは子どもの頃から同性の女性が好きだった。18歳の頃、初めて女性と交際したが、誰にも言えなかった。…
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