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水俣病

1956年に公式確認され「公害の原点」といわれる「水俣病」。高度経済成長期に未曽有の被害と差別を生み、救済の訴えは今も続く。

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水俣病の実態、世界に発信 スイスでのCOP6 帰国報告 写真が人の心動かす 水銀問題は現在進行形 /熊本

ジュネーブでの活動を報告するアイリーン・美緒子・スミスさん=熊本県水俣市浜町の市公民館で2025年11月28日午後7時5分、中村敦茂撮影
ジュネーブでの活動を報告するアイリーン・美緒子・スミスさん=熊本県水俣市浜町の市公民館で2025年11月28日午後7時5分、中村敦茂撮影

 スイス・ジュネーブで11月に開かれた「水銀に関する水俣条約」の第6回締約国会議(COP6)に参加したグループなどの帰国報告がそれぞれ熊本県内であった。写真展で水俣病の実態を発信したメンバーは、写真の持つ力へ手応えを口にした。水銀学習について発表した高校生らは、国際舞台で得た糧を語った。【中村敦茂】

 条約は水俣病を教訓に水銀による公害防止を目指している。水俣病をテーマにしてきた9人の写真家が参加する「水俣・写真家の眼」と市民団体「水銀に関する水俣条約推進ネットワーク(MICOネット)」は11月28日、水俣市の公民館で報告会を開いた。

 写真家の眼のアイリーン・美緒子・スミスさん(75)=京都市=が、両団体が連携した現地での活動を報告。会議場のエントランスに水俣病の患者の姿などを写した作品26点を展示したり、ミニ写真集を配布したりして被害の実態を伝えたことを、スクリーンに様子を映しながら紹介した。

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