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毎日新聞の海外支局長が交代で国際情勢を読み解きます。

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エネルギー産業、揺れる「期待」=宮川裕章・欧州総局長

欧州の風力発電関連企業の業界団体「ウインド・ヨーロッパ」のアルトゥロ・マルケス氏(左)とアレクサンドル・フレモー氏=ブリュッセルで2025年7月、宮川裕章撮影
欧州の風力発電関連企業の業界団体「ウインド・ヨーロッパ」のアルトゥロ・マルケス氏(左)とアレクサンドル・フレモー氏=ブリュッセルで2025年7月、宮川裕章撮影

 <Sunday Column>

 世界をリードしてきた欧州の洋上風力発電産業の成長に頭打ち感が出ている。異変の震源地は「風力発電王国」として知られるデンマークだ。

 デンマークは1970年代のオイルショック以降、石油依存経済を転換し、優遇税制などで風力発電産業を育成した。洋上風力発電のオーステッドや風力発電機のベスタスなど世界大手の企業が成長し、現在は電力供給の約6割を風力発電が占める。

 欧州連合(EU)も2050年までに電力の半分を風力発電で供給する目標を立てており、最大のけん引役として期待されているのが洋上風力発電だ。

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