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日英で読むWSJ×編集長の視点 FRB議長捜査はトランプ氏からの警告

記者会見する米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長=米ワシントンで2025年7月30日、大久保渉撮影
記者会見する米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長=米ワシントンで2025年7月30日、大久保渉撮影

 英語で世界を読む力を――。WSJ日本版の西山誠慈(じょうじ)編集長が注目記事を選び、世界の動向を解説します。英語原文と日本語訳の記事を併記し、全文が読めるリンクをつけています。背景を押さえて読み比べれば、英語ニュースがもっと面白くなります。

 前代未聞の事態が起きています。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、自身が刑事捜査の対象になったことをビデオ声明で公表しました。

 背景として、パウエル氏はトランプ大統領の1期目に任命された人物です。しかし、トランプ氏は「経済のためには金利は低い方がよい」という考えを持ち、議長が思うようなスピードで利下げを進めないことに不満を募らせていました。公然と「クビにしたい」とまで発言していたほどです。

 これまでパウエル氏は、強い批判にも「黙々とFRBの職務を果たす」という姿勢を崩さず、独立性を守ってきました。ところが今回は違いました。司法省が議会証言をめぐる偽証の疑いで刑事捜査を開始したことに対し、パウエル氏はビデオ声明で「これは単なる口実であり、トランプ氏の意向に沿わない金融政策を行ったからだ」と初めて公然と批判しました。これは過去の対応から見ても180度の変化であり、事実上の対決姿勢です。

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