8年ぶりピースマッチ サンフレッチェ監督が開幕朝に向かった先は
毎日新聞
2026/2/10 07:30(最終更新 2/10 07:30)
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サッカー・Jリーグの特別大会、百年構想リーグが6日、開幕した。8年ぶりにJ1に昇格したV・ファーレン長崎は初戦でサンフレッチェ広島に敗れ、「洗礼」を浴びた形だが、勝ち負け以上に大きなメッセージを発信する一日となった。広島監督の試合前の行動も注目を集めた。
特別な「89」と「86」
開幕戦らしく、カラフルな光の演出や花火で盛り上がったキックオフ前のセレモニー。興奮冷めやらぬ中、ピッチに入場した選手たちのユニホームはいつもと異なっていた。
背番号が長崎の選手は「89」、広島の選手は「86」。整列すると、互いの番号が入ったユニホームの交換も行われた。
89と86はそれぞれの都市にとって、特別な意味を持つ数字だ。1945年8月6日に広島、3日後の8月9日には長崎に原子爆弾が投下された。
ともに被爆地を本拠地とする。長崎が初めてJ1に昇格した2018年には「平和祈念マッチ」「ピースマッチ」と称してそれぞれのホームで対戦した。
長崎は1年でJ2に降格したためその後は対戦機会に恵まれなかったが、今回は開幕戦という注目度の高い一戦で、8年ぶりのピースマッチが再び実現した。
24年秋開業の長崎の本拠地・ピーススタジアム周辺では、来場者が折り鶴づくりや寄せ書きに参加。スタジアムにほど近い平和公園には試合前、紫のユニホームをまとった広島サポーターの姿も…
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