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ミラノ・コルティナ・オリンピック2026

2026年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪。冬の熱戦に挑む選手たちの様子をお伝えします。

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世界的ダンサーTAKAHIROが涙 熱弁した坂本花織の魅力

フィギュアスケート選手の表現について語るダンサーのTAKAHIROさん=東京都千代田区で2026年1月6日、幾島健太郎撮影
フィギュアスケート選手の表現について語るダンサーのTAKAHIROさん=東京都千代田区で2026年1月6日、幾島健太郎撮影

 マドンナさんと世界ツアーを回り、「櫻坂46」や「ゆず」らアーティストのコンサートや曲の振り付け、演出を行ってきた世界的ダンサーのTAKAHIROさんが最近、ある演技を見て、涙した。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子で、金メダルに挑む坂本花織選手が昨年の全日本選手権のフリーで滑った「愛の賛歌」だ。坂本選手が有終の美を飾るべく選んだのはフランスの伝説的シャンソン歌手、エディット・ピアフの名曲「愛の賛歌」と「バラ色の人生」、「水に流して」を編曲したもの。その詞と緻密に連動した振り付け、演技に、TAKAHIROさんが感じたものは「スケート人生への賛歌」だった。

感じた「作り手のメッセージ」

 まず注目したのは、坂本選手の演技のスイッチの入れ方だ。

 「集中力が非常に高く、ゾーンに入るタイミングが早い。(演技前に)番号を呼ばれた瞬間に目つきが変わって、第1スイッチが入って、名前を呼ばれた瞬間には第2スイッチが入るんです。リンクに入る瞬間に、表現者・坂本として入ってくる。第1スイッチが入った状態で自分の中のリハーサルが終わっている感覚になって、また(首を左右にひねって)リラックスするんです。で、スカートを一回ふっと触って、ピッと入るっていう。もうこの時点で2回目の本番って感じです。なので、没入感が非常に強い」

 今回の曲は歌唱も入った編曲で、歌詞と連動した振り付けを細かく分析した。

 「地面を感じてから…

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