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ウクライナ侵攻

ロシアがウクライナに全面侵攻してから26年2月で4年を迎えます。現場では今、何が起こっているのか。トランプ米大統領が意欲を示す停戦の行方はーー。

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終わらぬプーチン氏の「特別軍事作戦」 ロシア政治評論家が語る展望

ロシア軍の無人機部隊の契約兵を募集するバス停の広告=モスクワで2026年1月31日、真野森作撮影
ロシア軍の無人機部隊の契約兵を募集するバス停の広告=モスクワで2026年1月31日、真野森作撮影

 ロシアのプーチン政権がウクライナで続ける「特別軍事作戦」は、なぜ終わりが見えてこないのか。トランプ米政権の仲介による和平交渉は続くが、突破口は開けていない。ロシアの著名な政治評論家、アンドレイ・コレスニコフ氏にその理由や展望を語ってもらった。【聞き手・モスクワ真野森作】

 ――特別軍事作戦の今後の見通しは。

 ◆ロシア当局は、紛争による人的・経済的損失を顧みずに軍事作戦を継続する用意がある。外交的手段ではドンバス地方(ウクライナ東部ドネツク、ルハンスク両州)の全域を獲得できないと認識し、軍事的手段でこの目標を追求し続けている。領土問題は交渉における最大の障害となっている。

 さらに、停戦が実現していないことが交渉に悪い影響を与えている。市民が命を落とし、双方が互いを非難し合っているのだ。停戦が成立すれば、交渉はより効果的になるだろう。しかし、プーチン露大統領はこれに断固として反対している。

 ――ロシアの世論はどうか。

 ◆経済が徐々に悪化し、人々は疲労感を募らせている。プーチン氏の支持者でさえ、勝利によって作戦が終結することを望んでいる。問題は、この「勝利」の基準が何なのか、ということだ。

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