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インド・デリー旧市街の「泥棒市」 その名の真相は?=松本紫帆

多くの人々でにぎわう日曜朝のバザール=インド・オールドデリーで2025年12月28日、カリル・ハシミ撮影
多くの人々でにぎわう日曜朝のバザール=インド・オールドデリーで2025年12月28日、カリル・ハシミ撮影

 インド・デリーの旧市街オールドデリーにそびえ立つ世界遺産・ラールキラー(赤い城)。その近くの通りで毎週日曜の朝、チョールバザール(泥棒市)と呼ばれる露店街が姿を現す。日本でもその名で呼ばれる市があるが、インドでは一体どんな品物が並んでいるのか。その名の真相を探ろうと現地に向かった。

 数百メートルにわたって露店が並ぶ大通りは、午前7時過ぎにもかかわらず、肩が触れあうほどの大勢の人たちでにぎわっていた。品物を売りさばく店主らの声が飛び交い、街路樹にくくりつけられたスピーカーからは、スリへの注意を呼びかける警察の放送が繰り返し流れていた。

 露店に目を向けると、山積みにされた古着やデニム、靴や時計といった日用品が並ぶ。「盗品が売られている」といったうわさも耳にしたが、実際には…

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