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岐路に立つ非核三原則

 核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」とする「非核三原則」が岐路に立たされている。三原則の一部見直しを持論とする高市早苗首相(自民党総裁)率いる自民が先の衆院選で歴史的大勝を収めたことで、見直しが具体化する可能性があるためだ。日本の国是として国会決議を重ね、堅持されてきた非核三原則の行方は――。

見直しのデメリット大きい 黒崎輝・福島大教授

 1967年に佐藤栄作首相が非核三原則を表明して以来、見直し論議が行われる可能性が最も高くなっている。非核三原則が表明され、長く維持されてきたのは、米露の冷戦時代が続いたことが大きい。ロシアの脅威に対し、米国が日米安保体制の下で日本に「核の傘」を提供し、国内では55年体制で日米安保堅持に努める保守政権が続いた。さらに国民の反核感情が強く、保革両勢力ともその代弁者たろうとしたことで、三原則は「国是」…

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