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緊迫する中東情勢

米イスラエルとイランの戦闘が続くペルシャ湾岸、緊張が続くガザ情勢、イスラエルと周辺国の摩擦など、激動の中東情勢を伝えます。

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イランの報復能力はどれくらい? 長期戦見据え「戦術」変化の見方も

イランのミサイル攻撃による着弾現場に駆け付ける警察官=イスラエル中部で3月13日、ロイター
イランのミサイル攻撃による着弾現場に駆け付ける警察官=イスラエル中部で3月13日、ロイター

 イランと米イスラエルの交戦では、イランがミサイルや無人機(ドローン)による攻撃を繰り返し、湾岸諸国を含む広い地域に被害が広がっている。米側はイラン国内のミサイル関連施設に大きな打撃を与え、攻撃の頻度は大幅に減少したと強調する。ただ、広大な国土に点在するすべての関連施設を把握するのは困難との見方もある。イランの報復能力はどこまで残されているのか。

初日は100発超→翌日以降は減少傾向

 イスラエルのシンクタンク「国家安全保障研究所」などによると、イランは開戦当時、最大2500発のミサイルを保有していた。これまでに約300発をイスラエル、889発を湾岸諸国に向けて発射したとされ、保有量の半数近くをすでに使用したことになる。

 ただ、こうしたミサイル攻撃の多くは開戦直後に集中し、その後は急減している。イスラエルに対しては交戦初日にミサイルの集中砲火を行ったが、3日目以降は発射数が大きく減った。

 イランの攻撃が最も激しいアラブ首長国連邦(UAE)でも、初日は137発のミサイル攻撃を受けたが、翌日は28発に減少。以降は1日あたり数発から十数発程度で推移し…

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