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歌舞伎 京都・南座 花形歌舞伎「曽根崎心中物語」 道行のビジュアルが新鮮=評・畑律江

 近松門左衛門の「曽根崎心中」は3度、ブームになっている。最初は1703(元禄16)年に人形浄瑠璃として初演された時。次に1953(昭和28)年に歌舞伎で復活され、二代目中村扇雀(四代目坂田藤十郎)が遊女お初を鮮烈に演じた時。そして昨年の映画「国宝」を通して再注目されている今。京都・南座では、原作を新たな装いで世に問う花形歌舞伎特別公演「曽根崎心中物語」が上演中。中村鴈治郎監修、原田諒潤色。

 手代の徳兵衛は、大事な金を友人の九平次にだまし取られて辱められ、その恥をすすごうと恋仲のお初と心中する。お初と徳兵衛を、人気の花形、壱太郎と右近が役替わりで演じる。

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