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戦争にもルールがあり、守らなければ「恥知らず」の汚名を着せられる。
85年前の12月7日午後2時20分(現地時間)、米国務省を訪ねた、当時の野村吉三郎駐米大使らはハル長官に文書で外交交渉の打ち切りを伝えた。事実上の宣戦布告とも考えられている。
ハルは怒りをあらわにし、「これほど恥知らずな偽りとごまかしに満ちた文書を見たことがない」と突き放した。日本軍はすでにハワイ真珠湾を奇襲していた。日本側は暗号電文の文書化などに手間取り、攻撃開始前に渡せなかった。痛恨の「遅刻」である。
1910年に発効したハーグ開戦条約は「明瞭かつ事前の通告なくして、相互間に戦争を開始すべからざる」と定めていた。日本も批准しており、攻撃前に通告する義務があった。にもかかわらず正式な宣戦布告どころか交渉打ち切りの連絡さえしなかった。
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