近隣住民の負担、限界に 富士吉田市、桜まつりの開催を取りやめ

展望デッキで写真撮影する外国人観光客ら。この日は国内の観光客も目立った=山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園で2026年3月18日午後0時23分、野田樹撮影
展望デッキで写真撮影する外国人観光客ら。この日は国内の観光客も目立った=山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園で2026年3月18日午後0時23分、野田樹撮影

 桜の便りが各地から届く中、富士山のふもとの市が恒例の桜まつりの開催を取りやめた。外国人観光客らが絶景を求めて会場の公園に押し寄せ、地元住民に大きな負担が掛かっているからだ。まつりが開かれなくても公園に入ることはできるため、開花期間は交通規制などの安全対策を強化する。市の対応からは、観光客の受け入れと市民生活の間で揺れる苦悩が浮かぶ。【野田樹】

 山梨県富士吉田市の新倉山(1180メートル)中腹にある新倉山浅間公園。急な石段や坂道を10分ほど上ると、忠霊塔と呼ばれる市出身の戦没者を追悼する五重塔が見えてくる。その裏手に富士山と五重塔を望む展望デッキがある。

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