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クマと向き合う

各地でクマによる被害が深刻になっています。私たちはクマとどのように向き合えばいいのでしょうか。

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クマ出没時、誰が引き金を引くべきか 獣害対策の専門員と考えた

雪が降り積もった山で猟銃を構える望月優さん=京都府福知山市で2026年1月24日、長澤凜太郎撮影(安全装置をかけています)
雪が降り積もった山で猟銃を構える望月優さん=京都府福知山市で2026年1月24日、長澤凜太郎撮影(安全装置をかけています)

 クマが庭先に出た時、引き金を引くのは誰だろうか。火災なら消防、事件や事故なら警察が駆けつける。では、獣害からは誰が守ってくれるのか。その問いに対するヒントがないかと、京都府福知山市の鳥獣対策員、望月優さん(33)の仕事現場を取材した。全国でも珍しい、市の正規職員として獣害対策に臨むスペシャリストだ。

 「庭の木にクマの爪痕がある」という地域の農家からの通報を受け、望月さんは現場に向かう。一見クマがひっかいたように見えるが、ほかの動物の痕跡のこともあるという。現場を見た結果、雄ジカが角をこすりつけた跡だと分かった。

「僕が一目見れば、クマとの違いがわかるんですけど、知らなかったらびっくりしますよね」。動物ごとに対応が異なるため、対象を見極めることは獣害対策では重要だ。

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