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金言

欧州総局長、外信部長などを歴任した小倉孝保論説委員のコラム。

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カナダ英語を「分析する」=小倉孝保

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 ラテン語は古代ローマの公用語である。ローマ帝国の勢力拡大に伴って欧州各地に広まり、帝国滅亡後もその地に残った。中世になると地元言語の影響を受けながら変化し、地域ごとに異なるラテン語が生まれていく。

 今や世界語となった英語にも同じ現象が起きている。先週紹介した通り、カナダは英仏両語を公用語とし、カーニー首相は2言語を話す。言語学者や辞書編集長が現政権に、標準カナダ英語の使用を求めたのは昨年暮れだった。

 連邦予算などの公文書で、カナダ式スペル(つづり)ではなく、英国式スペルが多用されているというのだ。政府や議会などに送られた要望書はこう説明する。

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