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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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「悪は善を打ち負かす」=大治朋子

ウィル・デュラント氏と妻のアリエル・デュラント氏が書いた「歴史の大局を見渡す --人類の遺産の創造とその記録」(翻訳・小巻靖子氏、パンローリング)
ウィル・デュラント氏と妻のアリエル・デュラント氏が書いた「歴史の大局を見渡す --人類の遺産の創造とその記録」(翻訳・小巻靖子氏、パンローリング)

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 イスラエルのネタニヤフ首相による発言が、一部キリスト教徒から批判を浴びた。

 3月19日の記者会見で首相は、イランの現政権を「野蛮」と呼びこう主張した。「歴史は残念ながら、そして不幸なことに、イエス・キリストがチンギス・ハンに何の優位性も持たないことを証明している」。なぜなら「強く冷酷であれば、悪は善を打ち負かす。攻撃性は節度に打ち勝つからだ」。

 イエスはチンギス・ハンに劣っているというのか――。反発が広がり、首相は「イエス・キリストをおとしめたわけではない」と釈明に追われた。

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