京都の子ども遺体、現場は靴発見場所から4キロ 不自然な点多く

遺体が見つかった現場周辺に集まる捜査員ら=京都府南丹市園部町半田で2026年4月14日午前8時47分、露木陽介撮影 拡大
遺体が見つかった現場周辺に集まる捜査員ら=京都府南丹市園部町半田で2026年4月14日午前8時47分、露木陽介撮影

 京都府南丹市で13日に見つかった子どもとみられる遺体が、前日に靴が発見された現場から約4キロ離れた山林で見つかっていたことが、京都府警への取材で判明した。行方が分からなくなっている男子児童の自宅や所持品が見つかった地域とも離れていた。それぞれがバラバラの場所で見つかるなど不自然な点が多いことから、府警は詳しい状況を調べている。

 市内では3月から、市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)の行方が分からなくなっている。遺体は靴を履いていない状態で、府警は14日に司法解剖して死因や身元の確認を進める。

 捜索を続けていた府警は12日、安達さんの自宅と園部小の間に位置する市内の山中で、安達さんが履いていた黒いスニーカーと特徴が似た靴を発見した。

 13日夕に捜査員が遺体を見つけたのは、この場所から北東に約4キロ離れたエリアだった。民家や田畑が点在する、普段はのどかな里山地域で、外部の人が訪れることはほとんどないという。3月に安達さんのリュックが見つかった山とも離れている。

 遺体が見つかった現場周辺の竹やぶを管理する男性(61)は「11日に付近の森に入って山菜を採ったが、まったく気付かなかった。異臭などはなく、普段と変わりなかった」と語る。以前にも消防団が周囲を調べたが、何も見つからなかったという。

遺体が見つかった現場の近くには、花や飲み物が供えられていた=京都府南丹市園部町半田で2026年4月14日午前7時10分、露木陽介撮影 拡大
遺体が見つかった現場の近くには、花や飲み物が供えられていた=京都府南丹市園部町半田で2026年4月14日午前7時10分、露木陽介撮影

 さらに、遺体が見つかった13日の午前中にも男性の父親が犬の散歩で現場付近を通ったが、異常には気付かなかったと証言する。

 安達さんが行方不明になってからの3週間について男性は「この辺りは小学生なんてほとんどおらず、知らない子が歩いていたら気付くはずだ」と話した。

 遺体発見から一夜明けた14日午前も、現場周辺には規制線が張られ、数十人の捜査員が周囲を調べていた。近くには、花や飲み物が供えられていた。遺体発見を受け、園部小は臨時休校になった。【露木陽介、大東祐紀、資野亮太】

あわせて読みたい

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月