昼は「廓三番叟(くるわさんばそう)」から。六世歌右衛門、七世芝翫につながる東蔵、梅玉、魁春、福助、芝翫らが華やかに舞う。
続いて「裏表先代萩」。八代目菊五郎が時代と世話、善悪取り交ぜた3役で力を発揮。小助では小悪党らしい抜け目のなさで金に釣られた悪心を細やかに表現。政岡では最初に主君、鶴千代を守ろうと気を張った姿を見せ、わが子千松(秀乃介)の遺骸を前にした悲しみの深さを「でかしゃった」と繰り返す声の変化で描き出した。仁木弾正は舞台ぶりが大きく、「床下」の不気味さを「刃傷」にもつなげた。彌十郎が道益でおかしみ、八汐で憎らしさを出し、七之助がお竹ではかなさを感じさせ、勘九郎が倉橋弥十郎と細川勝元でさっそうとした世話と時代のさばき役ぶ…
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