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バングラデシュ総選挙を取材して 若者の「政治改革熱」感じた=松本紫帆(ニューデリー支局)

候補者の横断幕が風に揺れ、選挙ムードに包まれる街=ダッカで2月11日、松本紫帆撮影
候補者の横断幕が風に揺れ、選挙ムードに包まれる街=ダッカで2月11日、松本紫帆撮影

 学生デモの激化でハシナ政権が崩壊したバングラデシュで今年2月、総選挙が実施された。かつて主要野党だったバングラデシュ民族主義党(BNP)が、小選挙区の300議席のうち3分の2を超える209議席を獲得して圧勝。20年ぶりに政権与党に復帰した。

 バングラデシュでは1990年代以降、BNPとハシナ前首相が率いたアワミ連盟(AL)の2大政党が政権交代を繰り返してきた。イデオロギー対立というより既存勢力間の政争の色彩が強く、「どちらになっても腐敗政権」と市民の政治不信は強い。そんな状況下でも今回は、政治改革を訴える若い世代の存在感が際立ち、変化につなげたいという熱を実感した。

 総選挙を控え、私はバングラデシュの首都ダッカを訪れた。街の至るところに候補者の顔写真入りの横断幕が掲げられ、人々の高揚感も伝わってきた。ダッカで暮らす人々も、出身地の選挙区で1票を投じるため、地方行きのバス停には長い列ができていた。

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