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高市政権の行方

自民党の高市早苗総裁が初の女性首相に選出されました。高市政権の行方を追います。

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節約に慎重な政府 先が見えない中東情勢の中、逃したチャンス

常連客の車に給油するガソリンスタンド店員=東京都足立区西綾瀬で2026年3月16日午後2時3分、渡辺暢撮影
常連客の車に給油するガソリンスタンド店員=東京都足立区西綾瀬で2026年3月16日午後2時3分、渡辺暢撮影

 米国とイランの戦闘終結に向けた協議は、先行きが不透明だ。アジアなどでは、ホルムズ海峡を経由して原油を調達する見通しが立たない状況が続く。

 政府は「日本全体として必要となる原油の量は確保されている」としているが、経済界からは、混乱が長引く可能性も視野に節約の声が聞かれる。その中で、私たちはどう生活すればいいのか。

省エネ発信が「現実的」?

 「(節約の)義務や規制をお願いすることではなく、こうしたら『お得』というような情報を提供することは積極的にやっていい」

 12日のNHKの番組で、赤沢亮正経済産業相はそう語った。節約には慎重な考えを示しつつ、省エネに関する情報発信をしていく考えをにじませた。

 赤沢氏が挙げたのは、環境への負荷を軽減させることが期待できる「エコドライブ」。穏やかにアクセルを踏んで発進したり、一定の速度で走ったりすることによって、燃費を向上させる運転だ。

 実は、政府は20年以上前からこの運転の仕方を推進している。その延長で、経産省は国民に省エネの「気づき」を促しながら、経済や産業活動になるべく影響を出さない形で、石油製品の消費量を減らす方策を検討中という。

 経産省のある幹部はこう話す。「現段階では最も現実的な対応だ」

「注意して出さなきゃいけない」

 政府は、なぜ節約に慎重なのか――。

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