被爆から「70年後も内部被ばく」確認 長崎大など研究グループ発表
長崎大大学院の七條和子客員研究員らのグループは、広島原爆投下後に入市被爆して2015年に死亡した女性の肺がんの組織内で、原爆由来とみられるウラン粒子の放射線を検出し、粒子周辺部分で異常な球体を確認したとする研究結果を発表した。研究グループは、女性が爆心地近くに入って吸い込んだウラン粒子が体内に残留し、70年にわたり放射線を出し続け、内部被ばくによって肺の組織に損傷を与えた可能性があるとしている。
グループの論文が4月、オンラインの学術誌「ヘリヨン」に掲載された。
グループによると、女性は被爆当時8歳。1945年8月6日の原爆投下時には広島市外にいたが3日後に市内に入った。女性は78歳で口腔(こうくう)咽頭(いんとう)がんで死亡し、肺がんを併発していた。
女性の死後、グループは、肺の腫瘍組織など…
この記事は有料記事です。
残り572文字(全文924文字)
【時系列で見る】
-
「焼き場に立つ少年」など 国連本部で原爆展 核の衝撃を写真で
7日前 -
「歩ける私が行くしか」 NPT再検討会議に参加 82歳の覚悟
8日前 -
「核兵器は悪魔の凶器」 被団協代表・田中さん、日本に危機感も
8日前 -
83歳がNYで「一歩」へ 折り鳩に込める希望と原爆の理不尽
10日前 -
「こんな偶然」同級生と知った被爆者2人、NPT会議に合わせ渡米
10日前 -
「遺志受け継ぐ」 原爆で犠牲の米捕虜を調査の森重昭さん悼む
11日前 -
戦争と原爆に翻弄された女性の悲哀 名作放送劇を舞台に 広島
13日前 -
八女の原爆残り火 ハワイで来月点灯 融和と平和を願い 禎子さんの遺族が計画 /福岡
15日前 -
米国などのイラン攻撃批判も 長崎・平和宣言起草委員会の初会合
16日前 -
被爆から「70年後も内部被ばく」確認 長崎大など研究グループ発表
17日前独自 -
すったイモ塗った81年前 岐路立つ世界に「核も戦争も許せぬ」
17日前 -
セーターが語る「苦しみ」 被爆者援護法ない時代、編み物で生計
21日前 -
会ったことのない曽祖父の体験 映像作品でつなぐ広島の記憶
24日前 -
名もなき主人公たちの秘話 記録を歴史に刻む責務
24日前 -
/361 ろうあ被爆者の声、継承へ /長崎
27日前 -
長崎で被爆体験伝え約30年、元小学校教諭の山川剛さんが引退
27日前 -
戦前の長崎をAIで再現 記憶継承へ、高校生がカラー写真集作成
29日前 -
ヘイワノ音色導いて 長崎・被爆クスノキで指揮棒 5月お披露目
30日前 -
広島原爆資料館 混雑対策で子ども向け展示新設へ 入館者数増加
32日前