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クマと向き合う

各地でクマによる被害が深刻になっています。私たちはクマとどのように向き合えばいいのでしょうか。

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クマに麻酔銃、命中を確認 県庁から600メートルの仙台中心部

クマが目撃されたという周辺の建物に入る宮城県警の警察官ら=仙台市青葉区木町通2で2026年4月19日午後1時54分、山中宏之撮影 拡大
クマが目撃されたという周辺の建物に入る宮城県警の警察官ら=仙台市青葉区木町通2で2026年4月19日午後1時54分、山中宏之撮影

 19日早朝、仙台市青葉区木町通2の住宅街で「クマ1頭が歩いている様子を見た」などの110番が相次いだ。駆けつけた宮城県警仙台北署員もクマを確認。県警は付近の住民に外出を控えるよう呼びかけている。

 午前9時ごろには、市がドローン(無人機)を飛ばして、茂みにいる様子を確認した。住宅街で住民に当たる恐れもあるため「緊急銃猟」制度での発砲は難しく、市は箱わなを1基設置。更に午後6時20分ごろから麻酔銃を2発撃ち、命中を確認したと明らかにした。付近では18日にもクマが相次いで目撃され、県警は同一個体の可能性が高いとみている。

 現場は県庁の北西約600メートルの中心街で、周辺にはマンションや店舗、オフィス、中学校などがあり、東北大学病院も近い。クマが目撃された建物周辺には規制線が張られ、警察官が入り口付近で警戒に当たるなど物々しい雰囲気に包まれた。近隣住民が時折外に出てきて、様子をうかがっていた。

クマが目撃された現場周辺=仙台市青葉区木町通2で2026年4月19日午後0時34分、山中宏之撮影 拡大
クマが目撃された現場周辺=仙台市青葉区木町通2で2026年4月19日午後0時34分、山中宏之撮影

 箱わなが仕掛けられたマンションの所有者で居住もしている男性(67)は「パトカーのサイレンの音が響き、交通事故が起きたのかと思っていた。クマが出たと聞き、怖いというよりウソだろうという思い」と心配そうに語った。近くを通りかかった市内在住の50代男性は「こんな街中でも、自分もクマに遭遇するかもしれないと思うと怖い」と不安な様子だった。

 県は19日、今月に入ってクマの目撃数が48件となり、4月の値としては過去5年の平均値の1・5倍を超えたとして「クマ出没警報」を発令した。県は、朝夕の行動を避けるなどの警戒を呼びかけている。【山中宏之、福原英信】

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