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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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安全保障のジレンマ=大治朋子

貫井万里・文京学院大准教授=本人提供
貫井万里・文京学院大准教授=本人提供

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 米・イスラエルのイラン攻撃に伴う戦闘は予断を許さない状況が続いているが、改めて感じるのは当事者間の認識や思惑のズレだ。

 先日、文京学院大の貫井万里准教授(イラン近現代史)にお話をうかがった。イランで現地調査を重ね、3月に暗殺されたラリジャニ最高安全保障委員会事務局長とは面談経験もある専門家だ。

 貫井さんによると、イランとイスラエル両国の間にはさまざまな認識の格差がみられるという。ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の記憶を抱えるイスラエルは、大国イランが「イスラエルを滅ぼす」と公言することもあり「イランに消滅させられるのではないかという強い不安を抱いている」。

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