日本から防衛装備品 前のめりフィリピン、見極めるインドネシア
毎日新聞
2026/4/21 16:40(最終更新 4/21 18:51)
有料記事
968文字
防衛装備品の輸出拡大に踏み出す日本の動きを東南アジア諸国はどう受け止めるのか。中国と南シナ海で対峙(たいじ)するフィリピンは防衛協力の拡大に期待する一方、インドネシアは各国との関係に配慮しつつ調達先を選ぶ。装備調達を巡る構図は、両国の対中認識の違いを映し出している。
小泉進次郎防衛相は5月の大型連休中にフィリピンとインドネシアを訪問し、装備品の移転について協議する見通しだ。
ニーズ大きいフィリピン
南シナ海で中国との領有権争いが続くフィリピンは、海軍力の近代化を進めるとともに、沿岸監視や海洋状況把握(MDA)能力の強化を急いでいる。
同盟国の米国を軸に、オーストラリアや韓国など同志国からも装備品を調達する。日本からは警戒管制レーダーを購入したほか、政府安全保障能力強化支援(OSA)の枠組みを通じ、沿岸監視レーダーの提供も受ける。
20日に始まったフィリピン軍と米軍の合同軍事演習「バリカタン」には、昨年までオブザーバーだった自衛隊が初めて本格参加している。フィリピン側では、…
この記事は有料記事です。
残り526文字(全文968文字)
【時系列で見る】
-
諜報機関新設巡り、プライバシー侵害の恐れは 与野党の論戦続く
13日前 -
高市首相、2日間で4カ国の首脳と協議 エネルギー協力も探る
13日前 -
成長戦略は幻想? 高市政権は「不発」の流れから脱却できるか
13日前深掘り -
高市首相、自民の衆院予算委メンバーと会食 予算成立で慰労
14日前 -
首相、イラン情勢に「悪戦苦闘している最中」 政権半年振り返り
14日前 -
「国会で説明する機会あったのに…」 野党「5類型」撤廃で指摘
14日前 -
中国、日本に「猛烈な抗議」 高市首相が靖国神社に真榊奉納
14日前 -
「5類型」撤廃、安保政策大きく転換 武器輸出可否、首相ら審査
14日前 -
「需要あるが成長は…」が一変 急伸の防衛産業、企業に戸惑いも
14日前深掘り -
日本から防衛装備品 前のめりフィリピン、見極めるインドネシア
14日前深掘り -
高市首相、メキシコ大統領と電話協議 エネルギー安定供給へ協力
14日前 -
萩生田氏、高市政権は「着実に結果残してきた」 発足から半年
15日前 -
木原官房長官「地域の平和と安定に寄与」 武器輸出を原則容認
15日前 -
「5類型」撤廃 元海将「ニーズ高く、日本の地位向上に直結」
15日前 -
「5類型」撤廃 軍需産業増殖の「歯止め失われる」 柳沢協二氏
15日前 -
武器輸出を原則容認へ、ミサイルも可 歯止め策「不十分」指摘も
15日前 -
「5類型」撤廃、武器輸出を緩和 護衛艦やミサイルの輸出可能に
15日前 -
高市首相、靖国神社に「真榊」を奉納 例大祭期間の参拝は見送り
15日前 -
中東情勢、経済の行方が「アキレスけん」に 高市政権発足半年
15日前