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高市政権の行方

自民党の高市早苗総裁が初の女性首相に選出されました。高市政権の行方を追います。

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日本から防衛装備品 前のめりフィリピン、見極めるインドネシア

閣議に臨む高市早苗首相(中央)。右から2人目は小泉進次郎防衛相=首相官邸で2026年4月21日午前8時19分、平田明浩撮影
閣議に臨む高市早苗首相(中央)。右から2人目は小泉進次郎防衛相=首相官邸で2026年4月21日午前8時19分、平田明浩撮影

 防衛装備品の輸出拡大に踏み出す日本の動きを東南アジア諸国はどう受け止めるのか。中国と南シナ海で対峙(たいじ)するフィリピンは防衛協力の拡大に期待する一方、インドネシアは各国との関係に配慮しつつ調達先を選ぶ。装備調達を巡る構図は、両国の対中認識の違いを映し出している。

 小泉進次郎防衛相は5月の大型連休中にフィリピンとインドネシアを訪問し、装備品の移転について協議する見通しだ。

ニーズ大きいフィリピン

 南シナ海で中国との領有権争いが続くフィリピンは、海軍力の近代化を進めるとともに、沿岸監視や海洋状況把握(MDA)能力の強化を急いでいる。

 同盟国の米国を軸に、オーストラリアや韓国など同志国からも装備品を調達する。日本からは警戒管制レーダーを購入したほか、政府安全保障能力強化支援(OSA)の枠組みを通じ、沿岸監視レーダーの提供も受ける。

 20日に始まったフィリピン軍と米軍の合同軍事演習「バリカタン」には、昨年までオブザーバーだった自衛隊が初めて本格参加している。フィリピン側では、…

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