のっしのっし マレーシアから来たゾウ、3頭公開 天王寺動物園
毎日新聞
2026/4/22 11:15(最終更新 4/22 11:15)
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天王寺動物園(大阪市天王寺区)で21日、「アジアゾウ」3頭の一般公開が始まった。同園のゾウの飼育は8年ぶり。新設された展示エリアに3頭が登場すると、来園者から歓声があがった。
お披露目されたのはクラッ(雄20歳)▽ダラ(雌14歳)▽アモイ(雌9歳)――の3頭(年齢はいずれも推定)。いずれも野生のゾウだったが、親とはぐれるなどしてマレーシア政府に保護されていた。
同園は2022年、種の保存を目的とした「マレーシアゾウ保護プログラム」をマレーシアの「タイピン動物園&ナイトサファリ」と締結。日本で繁殖や生態の研究をするため3月、3頭が来園した。
この日は、のっしのっしと歩き回るゾウの姿に「大きい!」「すごい!」と来園者から驚きの声があがった。両親と訪れた同市生野区の中川昌ちゃん(3)は「鼻が長くて楽しい。ゾウさんが一番好き」とご満悦の様子。向井猛園長は披露式で「圧倒的な大きさを誇るゾウの生態や野生動物と共に生きることの大切さを感じてほしい」と呼びかけた。
同園では18年1月に雌のアジアゾウ「ラニー博子」(推定48歳)が死んで以来、ゾウの飼育はなかった。【安徳祐】