夏休みにはもう行けない? 駆け込み需要か、GWの海外旅行増加
まもなくゴールデンウイーク(GW)がやってくる。間の平日を休み、10連休前後の休暇をとる人もいるかもしれない。旅行大手各社がまとめたGW中の旅客動向によると、海外旅行のツアーや航空券の予約者数は前年より軒並み増加した。
中東情勢の緊迫化に伴って原油供給が不安定化する中、航空各社は、国際線運賃に上乗せする燃油特別付加運賃(通称・燃油サーチャージ)を値上げしている。円安や物価高がさらに進むことを懸念する声もあり、旅行代金が上昇する前の駆け込み需要の側面もあるとみられる。
海外旅行の予約数増加
HISによると、同社の海外旅行(企画ツアーや航空券など)の予約者数は前年比26・7%と大幅に増加した。平均単価も前年比4・3%増の21万8400円となり、新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた「遠方への旅行が回復している」と分析する。
阪急交通社も、海外旅行(企画ツアー)の予約者数は前年比10%増となった。
JTBがGWに旅行を計画する層に実施したインターネット調査も同様の傾向で、同社はGW期間中の海外旅行者数を前年比8・5%増の57・2万人と推計した。
燃油サーチャージ引き上げの動き
一方、旅行各社が懸念を口にするのが、中東情勢の動向だ。
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