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「クマの好物」ブナの実、今年は豊作か 林野庁、秋田で開花調査

ブナの木の枝の先についた花=秋田市内で2026年4月21日、工藤哲撮影 拡大
ブナの木の枝の先についた花=秋田市内で2026年4月21日、工藤哲撮影

 林野庁東北森林管理局(秋田市)は21日、秋田市での今年春のブナの開花状況の調査状況を報道陣に初めて公開した。職員は国有林の道路脇のブナを双眼鏡で注視し、「花は全体的についており、今年は豊作が見込まれる」との見方を示した。ブナの実はクマの好物で、凶作だと人里や市街地に出没しやすくなるとされるが、今年は大凶作だった昨年よりも実が増えそうだ。

 調査は同管理局管内の青森、岩手、宮城、秋田、山形の5県の計145カ所で実施。秋田では55カ所が対象になる。秋には結実状況も調べる。秋田市仁別の国有林では枝の先を中心に雄花や雌花が確認でき、職員は「大凶作だった去年は花がほとんどついていなかったが、今年は多い方」と語った。

ブナの木(右上)の開花状況を確認する東北森林管理局の職員(手前)=秋田市内で2026年4月21日、工藤哲撮影 拡大
ブナの木(右上)の開花状況を確認する東北森林管理局の職員(手前)=秋田市内で2026年4月21日、工藤哲撮影

 東北5県では、2022年は並作か凶作、23年は大凶作、24年は豊作か並作、25年は大凶作(いずれも秋)と近年は1年おきに大凶作となっており、大凶作の年にクマの出没件数や人身被害が増えている。【工藤哲】

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