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野球部は過疎の町の希望 北の大地からプロ目指す「二刀流」

高校日本代表候補合宿で実戦形式の練習に登板する鵡川の三浦秀斗選手(右)=奈良県内で2026年4月3日午後3時33分、塚本紘平撮影
高校日本代表候補合宿で実戦形式の練習に登板する鵡川の三浦秀斗選手(右)=奈良県内で2026年4月3日午後3時33分、塚本紘平撮影

 投打「二刀流」で、過疎の町の期待を背負うU18(18歳以下)高校日本代表候補がいる。鵡川(北海道むかわ町)の三浦秀斗選手(3年)。人口7000人あまりの町の支援を受け、プロ入りを目指して北の大地で才能の原石を磨いている。

 U18高校日本代表候補合宿で注目の4選手に迫ります。
 第1回 スカウト注目の強打者はグラウンドなしの通信高生
 第2回 「末吉JAPAN」再結成へ 沖縄尚学エースの自信
 第3回 打倒・大阪桐蔭のリードオフマン 伯父はソフトバンク監督
 第4回 鵡川(北海道)・三浦秀斗

施設充実 町の支援は億単位

 三浦選手は投手としては、184センチ・87キロの恵まれた体格から繰り出す、スケールの大きな投球が魅力だ。最速148キロの伸びのあるストレートに、切れ味鋭いカットボールやスプリットを織り交ぜて打者を翻弄(ほんろう)する。U18の代表候補合宿で、実戦形式の練習に登板。制球を乱したものの力強い直球を披露した。

 合宿ではピッチングと同じくらい自信があるという打撃で輝きを見せた。同じく実戦形式の打席で真ん中に入ってきたスライダーを捉え、鋭いライナー性の当たりでヒットを放った。

 三浦選手がいる鵡川は全校生徒130人のうち、野球部員が3割を超える48人を占める公立校だ。野球部の西館康也部長によると、寮など施設が充実し、週に4回、6時間目に「チャレンジスポーツ」という授業があり、その時間から練習に充てて十分な練習ができることなどから野球部へ生徒が集まってくるという。

 1988年創部の野球部は2002年に21世紀枠で選抜高校野球大会へ出場。04年、09年と計3度のセンバツ出場を誇る。

「三気野球」にひかれ…

 三浦選手は野球をやっている兄に憧れ、小学校入学前には地元のスポーツ少年団に所属し、練習に打ち…

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