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核開発は「決意と努力の象徴」というイラン 米との交渉余地は?

イランの体制を支持するデモで展示された弾道ミサイル=テヘランで2026年4月21日、ISNA・AP
イランの体制を支持するデモで展示された弾道ミサイル=テヘランで2026年4月21日、ISNA・AP

 米国とイランの交渉を巡り、イランの核開発が主要な争点になっている。トランプ米大統領はイランの核兵器保有阻止を掲げ、ウラン濃縮活動の完全放棄を求めているとされるが、核開発を「国際法で認められた権利」と主張するイランが受け入れる可能性は低そうだ。双方が折り合える交渉の余地はあるのか。

 「米国は交渉の用意があると言うが、それはイランの核開発とウラン濃縮の放棄という結果が得られる場合に限られている。我々は一方的な決定に同意するためだけに交渉の席に着くことになる。これでは交渉ではない。命令であり、押し付けだ」

 トランプ氏による停戦延長の発表を受け、イラン国営プレスTVは22日、今回の軍事作戦で殺害された前最高指導者、ハメネイ師による昨年9月のテレビ演説を引用。これまでの米国のふるまいがイランの「深い猜疑心(さいぎしん)」の要因になっていると指摘し、もはや「核問題は交渉の議題にはならない」と報じた。

 イランにとって、長年続けてきた核開発は「科学の頂点を目指す国民の決意と努力の象徴」(イラン外務省報道官)だ。核の平和利用を認める核拡散防止条約(NPT)の加盟国でもあり、ウラン濃縮は「正当な権利」ととらえている。

 イランが核開発を始めるきっかけになったのは、皮肉にも1950年代の米国による技術支援だった。…

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