40年前の原発事故の記憶 被爆地広島で平和願うベラルーシ人女性
毎日新聞
2026/4/24 06:15(最終更新 4/24 06:15)
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旧ソ連のウクライナで1986年4月に起きたチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故から26日、40年を迎える。隣国ベラルーシ出身の通訳、ナジェーヤ・ムツキフさん(45)=広島市安佐北区=は事故に伴う健康被害で苦しんだ経験をもつ。「再び苦しむ人は見たくない」と被爆地広島から平和を願っている。
ムツキフさんは5歳のころ、チョルノービリ原子力発電所から北に約300キロ離れたベラルーシの首都ミンスクに住んでいた。事故後に突然激しい雨が降り、幼稚園の室内に入り込んだ。外の様子を見ると、黄色くて泡のような水たまりになっていたのが印象に残っている。大人たちからは「触らない方がいい」といわれたという。
近隣住民たちは近くの森で取れたキノコなどを口にすることが多かったのに加え、事故後1カ月もしないうちに処理作業に動員され、放射線被害を受けた。友人の母は亡くなり、甲状腺がんになった親族もいた。自身も甲状腺異常が見つかり、…
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